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Zeffy Night Keeper | 深海のメデューサ - profile
Zeffy Night Keeper
幻想的な世界観の中に、ときどきくすっと笑える違和感をひとさじ。AIアートの鋭さに、夢とシュールなユーモアを重ねた、人と被らない個性派Tシャツ。当Blog → suzuri.jp へのリンクがあります。

深海のメデューサ

Zeffy Night Keeper | 深海のメデューサ - crimson-medusa

この作品について

この作品は、美しさと不気味さを同時に成立させることを狙ったポートレートです。理由は、頭部から広がる赤いタコの触手が、本来なら嫌悪感を覚えるモチーフでありながら、花や珊瑚、真珠の装飾と組み合わさることで一種のヘッドドレスのように見えるからです。透き通るような白い肌の女性の横顔、細かい吸盤が並ぶ触手の曲線、そして赤い花と真珠のネックレスが重なり合い、複雑なテクスチャを作り出しています。不快と美の境界を少し崩すことで、新しい魅力を生み出すことを意識した作品です。

コンセプト

この作品のコンセプトは「メデューサを海の生き物として再解釈すること」です。理由は、神話の蛇をタコの触手に置き換えることで、誰も見たことのないメデューサ像を作りたかったからです。具体的には、触手が髪のように広がり、その間に珊瑚のような装飾や花びらが重なり、さらに胸元には真珠のネックレスが幾重にも連なっています。背景の深い青緑の色と、触手の鮮やかな赤の対比が、海の中の王族のような存在感を生み出しています。誰も思いつかない発想で神話を作り直すことこそ、自分らしさを表現した部分です。

苦労ポイント

制作では、全体の明るさのバランスに苦労しました。Midjourneyで生成すると、赤い触手や背景の色が強く出すぎて、画面全体が暗く沈んでしまうことがありました。また、触手の形が崩れて不自然な方向に伸びたり、吸盤の並びが破綻する生成結果もあり、ヘッドドレスとして成立する形を作るのが難しい場面もありました。そのため、構図を整えたあとにレタッチで影の部分を持ち上げ、肌の質感や花のディテールが見えるように全体の明るさを調整しました。結果として、暗さの中にも透明感のある仕上がりになっています。

さいごに

この作品は、見る人が一瞬「美しい」と感じたあとで「少し不思議だ」と気づくような感覚を目指して作られました。タコの触手、赤い花、真珠の装飾、そして静かな横顔が重なることで、普通のポートレートとは違う強い印象を残します。そしてこの作品には、個性的で人と少し違うデザインを持ちたいという、まだ自覚していない欲求にも応える魅力があります。もしこの作品を気に入っていただけましたら、ご購入いただけるとうれしいです。